9月23日24日 うさと展 北鎌倉
9月23日24日 うさと展 北鎌倉

ディジュリドゥ(イダキ)とは

オーストラリア先住民である アボリジニの人々がオーストラリア大陸で生活し始めたのは今から5~6万年前と言われています。1988年に200年祭を迎えたこの大地を、太古の時代から守って暮らしてきたのが、アボリジニの人々です。

そして、祝いの儀式や人々の癒しや治療にも使っていたのが、地球最古の楽器と言われているディジュリドゥです。ディジュリドゥとはシロアリが中だけを食べ尽くし、自然に空洞となったユーカリの木の筒です。

ディジュリドゥ発祥の地とされる北東アーネムランドのアボリジニの言葉では、イダキと呼びます。

私が~デュルク~(鶴)という名前をいただいたアボリジニのククヤランジの部族に伝わる話があります。

空洞となったユーカリの木に、息をこめた時にはじめて、楽器 イッキー(イダキ)になると名前をいただいた時に伝えてくださりました。

息(いき)をこめ、イッキーになる、、、

響きの世界ですね。

イダキの響きは、様々な相対することをひとつに結ぶ作用があると言われています。

 

またその呼び方も地域によって様々な呼び方があります。[イダキ]は先祖の男性のシンボルとされ、楽器自体が神であり、楽器の中にも神が宿っているとされています。アボリジニの間では、女性の演奏が禁じられていました。男性のエネルギーの象徴ということもあり、女性が吹くと、妊娠してしまうという言い伝えがあります。アボリジニの人々に伝わる-スピリチュアルチャイルド-という話しがあります。新たに生まれでようとする精霊たちが雲のような乳房にぶら下がり、空からお母さんを探しているそうです。イダキを女性が吹いていると、その音に精霊が導かれ、以前にお母さんの子宮の中にいた時に聴いた音や響きを思い出して、宿ってしまうのかもしれません。この木の響きをお母さんのお腹の中で聴いていたような音と表現される方もいます。

唇の振動で響く木の音は、海に深く潜った時にジャックマイヨールが聴き、宇宙飛行士が宇宙で聴いた音。オーンという音と似ています。そこに循環呼吸という呼吸法で演奏するので、音は途切れず、サークルしていきます。イルカやクジラともコンタクトすることができたという話もある神秘の自然の楽器がディジュリドゥ[イダキ]です。

 

 ディジュリドゥの音は、

 私達人類の五万年ほど前の記憶を呼びさましてくれる音です。

 そして人類は今、

 それぐらいのタイムスケールで自分を見つめなおす時に来ています。

        地球交響曲監督 龍村仁

 

縄文の石笛(岩笛)

石笛は日本各地の縄文遺跡から発見されています。形状はさまざまで穴が貫通しているもの、いないもの、また穴が一つだけのもの、複数開いているものがあります。

太古の日本の人々は神を呼ぶために吹いていたという説があります。古神道との繋がりも深く、本田親徳氏(ほんだ ちかあつ)出口王仁三郎氏(でぐちおにさぶろう)平田篤胤氏(ひらたあつたね)などの古神道家にも強く影響を与えています。

また作家の三島由紀夫氏は、「石笛は心魂を揺るがすような神々しい響きを持っている。」と表現されました。

僕が今吹かせていただいている石笛は自然に孔の空いた天然のものと、三内丸山遺跡から発掘される人工的に孔が空けられた石笛を原型とし、熊野本宮大社・大神神社などの神社の宮司を歴任された故小林美元氏のアドバイスをもとにして、謹製された石笛です。

この石笛は新潟県・糸魚川流域の神聖な活石で作られています。糸魚川流域はフォッサマグナと呼ばれる、地球上でも珍しい場所で、陸上で2つの地殻(北アメリカプレートとユーラシアプレート)がせめぎあい、地球内部にプレートが沈降していく、いわば地球のヘソともいえるような場所です。地震が多いのもそのためで、そのような場所で悠久の時を経て練られた石はまさに神聖な石となっているそうです。

~熊本県宇土市の轟貝塚で見つかった石笛(宇土市教育委員会提供)縄文時代前期の轟貝塚(熊本県宇土市)から人が加工したとみられる石笛が見つかったことが12日、同市教育委員会の調べで分かった。

縄文時代のものは全国でも数例しか確認されておらず、西日本では初めて。日本の音楽史の上でも貴重な発見で、当時の風習を知る手掛かりにもなるという。石笛は黒色石灰岩で、長さ6センチ、幅2・9センチ、厚さ1・6センチ、重さ44グラム。人が研磨したとみられ、平たい長方形状で内側がくりぬかれている。上面中央部の穴から息を吹き込むと甲高い音が鳴る。両端の穴を親指と人さし指でおさえて使ったと見られる。宇土市教育委員会は「神聖な儀式で使用された可能性があり、神楽や能にも通じるものがある」としている。これまでは東北地方を中心に発見されている。轟貝塚は約6000年前に形成され、轟式土器や貝の腕輪など約2万点が出土している。(共同)~ 

また日本の伝統芸能、能で吹かれている能管は石笛を真似て作られた楽器であると伝えられているようです。

石笛も能管も、他の楽器では出せない22500ヘルツの高周波が出ています。人間の聴覚では聞こえない超音波でありそのような高い周波数は人間の脳の中でアルファ波を出し心地よい刺激をもたらします。また松果体を開くとの説もあります。(松果体は脳の中心近く、前頭葉と後頭葉の間にあり、生理学的にも健康の根幹をなす重要な役割をしています。また、第3眼と言われ、心の座と言われています。) 松果体は異次元に旅立つ扉かもしれません。

 



世界最古の「ディジュリドゥ」日本最古の「石笛」で音、響きとしての祈りと音の持つ瑞々しさと力強さ、音に潜む無限の生命力を大切にして精進していきたいと思います。